The Giving Tree

The Giving Treeという絵本があります。

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あらすじは以下の通り(Wikiより)

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リンゴの木と少年は友達であった。ともに遊び、心を通わせていた。

しかし少年は大人になってゆきお金が必要になる。木は「私の果実を売りなさい」と言う。少年は果実をすべて持っていった。

しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。その子は枝をすべて持っていった。

また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。男は幹を持っていった。

時が経ち、男は年老いて帰ってきた。そして「疲れたので休む場所がほしい」と言う。木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。男は腰をかけた。

木は幸せであった。

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無償で与え続ける幸福。

先日ある人に教えられて、素敵な本だなと思いました。

その人は、本のあらすじを私に紹介した後、続けてこう言うのです。

「あなたはこの本に出てくる男の子に似ている。自分の持っているものをあげたくなるような、そんな魅力がある。だから誰かがいつも傍に居てくれているんだと思う。」

 

「無償の愛を与え続ける木の健気さ」を感じさせるこの本では、男の子は木の全てを奪っているように見えます。

それでもその男の子は、木を幸せにする存在なのです。

 

私はあんまり寂しい思いをすることが多くないし、

困った時も、いつも誰かが手を差し伸べてくれます。

愛情も、もらってばかりだなぁと思います。

ちゃんと返せているのかな、なかなか自信が持たないけれども、

自信が持てないなりに、愛してくれる人を癒せる笑顔と余裕を持っていたいです。

 

今週末は、溢れんばかりの愛情を注いでくれる両親の元へ帰省です。

Have a nice weekend!