birthday その2

娘、2歳。

私の誕生日の2週間後には、娘の誕生日です。

 

今日は

・成長の様子

・娘に書いた手紙

の2本だてです。

 

⚪︎成長の様子

1歳までは毎日、自分の日記と別に成長の記録をつけていましたが、今は日記しか書いてないので今後の自身への記録用です。

 

【身体面】

・歩くのはもちろん、走るように。

・手先が器用に。筆圧が強くなり、筆やクレヨンで色付けできるように

・型はめで形の区別がつく。

・アスレチックで登ったり、滑り台を1人で滑ったり、行きたい場所へ進んだり、思いのままにできる。

・お昼寝は12時ごろから2時間弱。夜は20:30〜6:30頃まで寝ることが多い。

 

【ことば】

・ママ、にゃんにゃん、なに〜?、ねんね、など話す

・パパも「ママ」、わんわんも「にゃんにゃん」、パンダは「パパ」、くまも「パパ」になってしまっている

・親の言っていることはかなり理解していそう。話せなくても「みずのむ?」「おやつにする?」「おふろにする?」などわかる。

 

【情緒面】

・親が勝手に介助すると嫌がったり、1人でやろうとしてできないとじれたりする。自我が育ち始めている。ただ、例えばお出かけが嫌な時でも、「どっちの靴下にする?」と聞くと楽しそうに選んでお出かけモードになる

・図書館などではひとり遊びが中心だが、親に一緒に遊んで欲しがる。おままごと、絵本読み聞かせ、パンダさんのぬいぐるみと遊ぶのがお気に入り。

 

【食事】

・ほぼ大人と同じもの。ハサミで切ってあげている。

・スプーンを使ったり、コップやストローで飲んだり。同月齢の子よりかなり上手に食べられる。

・集中力もあり、かなり長いこと座って食べられる(40分くらい?)

・一時期より、選んで食べる。が、親が促すと、大抵後から食べる。

・食事の時、お食事エプロンやお水、フォークがないと、教えてくれる。

 

【全般】

・ひとつのおもちゃで集中して遊ぶように

・英語は「Hello」「blue」くらいだが、渡米当初より馴染んでいる

・パパ帰宅後は生粋のパパっ子

・一時期トイトレしていたが、最近はしていない

・お手伝いをしてくれる。料理中に見に来て野菜をボウルに入れたり、お水を注いだり、混ぜたり、パパのサンドイッチを作ってくれたりする。

・自分のことをある程度できる。お風呂後、汚れた服を洗濯機に入れ、オムツを捨ててくれる。朝は服を選んで(普段着替えをする)バスルームまで運んでくれる。

・車は、行きは30分くらいまでなら何もなくてもご機嫌で乗っていてくれる。帰りは簡単なおやつを与えると静かに食べていてくれる。

・寝かしつけは長い時は1時間以上かかる。早い時もある。布団に入って一緒に手遊びをするのが好き。

・全般的に、穏やかで、親の近くにいるのが好きで、手がかからない。

 

⚪︎娘に書いた手紙

娘が1歳になった時にも、ちょっとしたメッセージを育児日記の最後に書いたのですが

2歳になった今回も、便箋2枚分の手紙を書きました。

どちらも内容は2歳向けではありません。

 

主には

・好きな人やものに囲まれて暮らしてほしいということ

・一緒にいて苦しいと感じる人や、面白いと思えないことがあれば、嬉しい・楽しいと思えない自分のことを否定せず、負の感情も大切にしてほしいということ

 

去年のメッセージを読み返したら、やはり「好きな人やものに囲まれていてほしい」と書いていました。

 

どんなふうに育ってほしいとか

こんな人になってほしいとか

そう思うのもそもそも烏滸がましいのですが

 

「自分」を大切にしている人は

他人を大事にできるし

身体も大事にできるし

自分で壁を乗り越えられたり

自分に正直に道を選べたりして

生きやすいのかなと思っています。

 

現実の世界は

娘が見ている絵本やぬいぐるみの世界と違って

厳しいことがたくさんあります。

1人の子の母であるだけの私がその世界を変えることは難しいけれど

その世界を見る娘の目を養うことは、ある程度できると思います。

 

まだ2年しか子育てをしたことがないので

娘の反抗期、思春期、受験や巣立ちなど

いろんな場面で暴走して、あれこれ押し付けてしまわないか

自分のことが心配です。

 

だから、半分は大きくなった娘に渡す目的で、

もう半分は子育ての折に自分が見返す目的で、

封をせずに封筒に入れました。

 

有名な大学に行ったとか

スポーツや音楽の大会で優勝したとか

何かの役職についたとか

そんなことは表面的で

表面的な肩書きでしか自分を評価してあげられないのはとても悲しいことだと思います。

 

それから、

世間で評価されている作品を面白いと思えなかったり

やりたいと思っていたことが自分に向いてないなと思ったり

人の考えに賛同できなかったり、考え方を押し付けられてしんどかったり

そういうこともあると思います。

 

これらはみな、自分の感受性がちゃんと機能している証拠です。

実は楽しくないな、実はやめたいな、実は距離を置きたいな、という心の声に正直に

時には思い切った決断をすることも大切です。

負の感情があってこそ、好きな人やものが見えるものだとも思います。

 

「自分」を大切にすることは、生きる上で全ての土台になります。

そして、その根っこは、子どものうちに育つものと思います。

 

だから受験だとか就職だとか

そういう目の前の壁に一生懸命になって

子どもを見れない親になりたくないのです。

 

「あなたはあなたのままでいい」

「あるがままが素晴らしい」

育休中にカウンセリングの勉強をした時に、ぜひこういう言葉をたくさん子どもにかけてあげてください、と言われましたが

以後ずっと、娘と過ごす時、常に心の奥底に置いている言葉です。

何かができたからすごいのではなく、

存在自体がすばらしい。

何かができなくてもいいし、それがいい。

手紙の最後にも確かこのようなことは書いて、2年間育てさせてもらった感謝で締めくくりました。

 

娘を育てさせてもらえていることは

奇跡でしかないのです。

そもそも子どもは授かりものだし

今後、娘に弟や妹が出来たとしても、娘と同じ子には成り得ません。

 

その娘に対して

烏滸がましいけれど

大人になって、幸せに暮らしてくれたら嬉しいなと思ってしまいます。

好きなものを見つけるのが得意で、

好きな人たちに囲まれて

(1人が一番なら1人の時間をこよなく愛して)

好きなことに熱中して。

 

きっと娘は、自分が幸せになれる場所を既に知っていると思います。

その娘の成長を邪魔しないように歪ませないように

夫と一緒に、大事に育てていけたらいいな、と思います。

 

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(娘の誕生日ケーキと見せかけて、

夫が私の誕生日に作ってくれたケーキですw)