里帰り

出産に備えて実家で暮らし始めてから、1ヶ月が経とうとしています。

私の地元、茅ヶ崎は、穏やかで、自然たっぷりで、過ごしやすいです。

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実は元々、出産をどこでしようか考えていた時期、里帰りしようかどうか結構迷っていました。

 

もう離れて暮らすのが当たり前になった両親と、

一緒に暮らして喧嘩しないか心配だったのと

 

一緒に暮らすのが当たり前の夫と、

離れて暮らして寂しくなりそうだったから。

 

結果的に里帰りを選んだのは大正解で

ストレスのない毎日を送っています。

出産を予定している病院も、とっても良いところです。

 

実家でも、なんだかんだで3日に1回くらいは料理をしています。

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せっかくオーブンがあるからキッシュを焼いたり

久々にホットプレートを出してきて餃子パーティーをしたり。

 

暮らしのメンバーに赤ちゃんが加われば

忙しくなることと思いますが

両親にとって出産までの娘との時間が

ゆったりとした良い思い出となればいいなと思っています。

 

実家の目と鼻の先には

おじいちゃん・おばあちゃんの家があります。

妊娠後期はたくさん歩くことが推奨されているので、

晴れた日にはおばあちゃんを誘って一緒に歩いてもらっています。

 

お散歩中には、

緑一色の桜の木にひとつだけピンクのお花が残っていたり

通っていた習字の先生にバッタリ会ったり

一期一会の出会いがそこら中にあって楽しいです。

そうしていろんなお話をしながら歩いていると、あっという間に1時間が過ぎてしまいます。

 

ふるさとで私を育ててくれた人たちは

里帰り前に心配していたよりずっと柔らかくて温かかく、

実家を出てから今日まで、もっと頻繁に帰ってくれば良かったな、と感じています。

これまで育ててもらえた恩を、これから少しずつ返していけますように。

 

ゆったりとした日々のお蔭で、

茅ヶ崎での妊婦健診も毎度順調です。

今日から妊娠38週。

母のお腹の中で、双子として妹と一緒に育った私は

産まれた時2,592g。多胎児なので少し軽めです。

一方の私のお腹の中の子は、一人で子宮を独占中。

もう当時の私の体重を超えているみたいです。

 

里帰り中、一人暮らしの夫はというと、

しっかりご飯を食べ、掃除も水遣りもして、家を守ってくれています。

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1人でも唐揚げを作っている日があって、びっくり(笑)

なるべく私と食べていたご飯に近づけているそうです。

妊婦である私の栄養状態ももちろん大事ですが

夫と囲む食卓は、夫にとってもいつも楽しく彩り豊かなものであるといいなと思っていたので

離れて暮らしている今もしっかり食べてくれて嬉しいです。それもあって、意外と寂しくないです。

出生届や育休の申請などの細々したことも詳しく調べてくれていて、頼もしい限りです。

 

里帰り中の私と、

家を守りながら仕事をしている夫と、

残り少しのお腹の中の時間を過ごしてくれている娘。

4月は、それぞれの場所で、のびのびと、でもしっかりと根を張り枝を伸ばし葉をつける、そんな1ヶ月になりました。

 

実は計画通りにいけば、明後日が娘の誕生日となります。

計画は大人の事情なので、その通りにいかなくても、母子共に健康であれば十分なんですが。

これまでは、お産のことを考えたり

お腹の張りや胎動が気になったりして

寝れない時期もありましたが、ここ数日とてもよく眠れています。

 

母としてなりたい像は、どっしりとした人。

くよくよせず、どっしりとした心でお産に臨めればいいなぁ。

臨月は臨む月。

実家でぬくぬくそんなことを考えています。