くらしの話

夫の育休が明けました。

夫は仕事に、私は育児に追われて、ギスギスしてしまうかと思っていましたが

案外、二人の間を流れる空気感はこれまでと変わらず、あたたかな毎日を過ごせていると思います。

 

最近のくらしは

1.お買い物:コーヒーミル

お豆を上まで入れるとちょうど2杯分。挽く音もまた楽しめます。

 

2.平日ごはん:カツ丼

私が揚げておいたカツを、仕事から帰ってきた夫が卵でとじてくれた、共同制作どんぶりです。

 

3.休日ごはん:アクアパッツァ

友人が遊びに来てくれた日のお昼にと、夫が下処理から全部やってくれた、我が家のアクアパッツァデビュー料理です。

 

やっぱり夫と料理をする時間、

ごはんを食べる時間、洗い物をする時間、

お茶を飲みながらホッと一息つく時間、とてもしあわせを感じます。

 

今後、夫も異動があったり、私も仕事復帰したりと、

夫婦の時間が減ってしまう可能性は十分にありますが

その変化の波に吞まれてしまうのではなく、

なんとか工夫して、二人の時間を確保していきたいものです。

 

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育児について

 

娘、生後2か月半となりました。

昼間に起きて、夜には寝る、そんなスタイルができつつあります。

「子どもが生まれると大変だよ」と言われてきたし、よく聞きますが、

娘が手がかからない個性の持ち主なのか、子育てがつらいと思ったことはほぼありません。

今のところ、毎日よく母乳を飲んで、よく排泄して、よく寝てくれている娘。

順調に大きくなってくれていて、親としては「ありがとう」の一言に尽きます。

 

子どもとして育ってきて、

「親による無償の愛がどれほど貴重なものなのか」

「これまでどれだけ多くの大人に支えられてきたのか」教えられる機会もありましたが、

 

子どもを自ら育てるまで、

子どもの存在自体がこれほどにすばらしいということを知りませんでした。

産まれたてのあかちゃんは、私の手で鼻や口を覆ってしまえばきっとすぐ、抵抗もせずに死んでしまうような、未熟な状態です。

生後数か月経っても、お腹がすいたとき、お尻が気持ち悪い時、暑い時、寂しい時、泣くことしかできません。

いつ、その「不快」が解消されるかは、他人次第です。

 

そんな未熟な状態で、一緒に暮らしてくれている娘は、まさに宝物です。

泣いてるときには一秒でも早く泣き止ませないとかわいそうとか、

なるべく不快な状態にさせないようにしなきゃとか、そういうことではなくて

すべてのことを頼ってくれるこの貴重な数年間、

「頼ってくれて、お世話をさせてくれて、ありがとう」の気持ちを、

今もこれからも、素直に娘に伝えられる、そういう親でいたいなと思っています。

 

まだ春しか知らない娘ですが、はじめての夏がやってきました。

まだスイカもトマトも食べられないけど

じわっとした熱気も、蝉の声も、入道雲も、見せてあげたいな。

これからもよろしくね。