おばあちゃんからお手紙が届きました。
『すみれちゃんお元気?桜が満開というのに今年はコロナで大ぜいでは楽しめないですね。
東京も日毎に感染者が増えて、今は世界中で混乱、一人一人の自粛が大切ですね。お互い気をつけましょうね。
中々、手に入らないマスク、もしかしたら救急リュックに?と思ったら入ってましたので、すみれちゃん一人でがんばってるのであげますね。
私達二人は前々から何枚かあったのを外出時大事に、中にガーゼかティッシュ当てて使っていますので、心配しないでね。大丈夫。
料理レシピ、割に簡単そうなのをコピーしました。
何点か生かせたらうれしいです。
毎日の仕事お疲れさま。経理は忙しい時期ですね。
くれぐれも人との距離間など気をつけて活躍してね。』
先週末予定していた帰省が無くなって、おじいちゃんおばあちゃんとも会えなくなってしまいました。
マスクやレシピは、会った時に渡そうと用意してくれていたんだと思います。
直接顔を合わせられないけれども、お手紙は肉筆の文字で私たちを繋いでくれました。
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会社では、2年目となりました。
1年目の終わり、同じ部署の先輩方にお手紙を書きました。
とっても穏やかな所属長、
一年間つきっきりで面倒を見てくださったエルダー、
忙しい時期にお菓子を配ったり、飲み会を企画したりして場を和ませてくれる先輩、
監査や経理の知識を基礎から教えてくれる先輩、
20年以上この部署にいる、みんなのお母さんのような一般職の方、
3年前くらいからこの部署にいる、おっとりした一般職の方。
一年間、振り返れば6人それぞれに支えられたことがあり、それぞれの方との会話の一つ一つが成長の糧でした。
直接は言えないことも、その人にだけ伝えたいことも、伝えられるのが手紙の醍醐味。
それぞれに似合う封筒と便箋を選んで、一年間を思い返しながらお手紙を書きました。
在宅等あって、全員に渡し終えたのはつい昨日のこと。
想いが伝わっているといいなぁ、と思います。
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家族とも友達とも職場の人とも離れたやりとりが続くけれど、
こういう時だからこそ楽しめるゆとりのあるやりとりを大切にしたいな。