ふうふげんか

一昨日の夕方は、私と夫にとって大事な時間になりました。

ちょっとした外的な要因で夫がイライラして

私が機嫌を取るのに疲れて

トゲトゲして、メソメソして、

そして、久しぶりに、腹を割っての話し合い。

 

話し合ってみたら

私は日々の我慢が溜まっていたみたいでした。

夫は平日、仕事を頑張っています。

家で仕事の話をたくさんする人ではないけど

残業する日もあるし、大事な会議もあるし、暑い中仕事しないといけないこともある。

あたりまえですが仕事後は結構疲れていると思います。

 

だから夫が帰宅してからは

なるべく癒しの時間にしたくて

食卓に並ぶおかずは飽きがこないようにしたいし

洗い物や小さな家事は任せてほしいし

一人の時間も持ってほしい。

 

それでも私も

思いがけない夜間授乳に寝不足になったり

娘が昼間、たまたまたくさんグズったり

猛暑の中、娘を連れての外出で気を揉んだり

生理がきたり、なんとなく気分が上がらなかったり

人間なので、いろいろあります。

 

一昨日の夕方は、夫がトゲトゲしていて

私も無意識のうちに溜まっていた日々の我慢に気付かずに

夫をなだめようとして、イライラを減らせないうちに疲れてしまって

ホロホロ涙が出てしまいました。

私が泣いているのに夫が気付いてそこから話し合い。

夫とのことでこうして泣くのは、とっても久しぶりで、

こうやってじっくり話し合うのも、久しぶりでした。

 

家族のみんなが家族を想いあって日々暮らしていても

たまたま誰にも受け止めきれずにこぼれてしまう負の感情があると思います。

夫と話し合うたびに良かったなと思うのは

「誰かの悪意によって起きてしまった出来事ではない」という共通認識があることと

「いつまでも夫婦仲良く暮らしたい」という共通のゴールがあること。

 

「夫婦喧嘩」と書くとどうしても言い争いのイメージがぬぐえずしっくりこないのですが

こういう話し合いも時には必要で、私はこの時間がとても好きです。

久しぶりにつらいことも苦しいことも共有して、心の靄がスッキリ晴れました。

 

夫は、血のつながっていない他人でありながら、

日々を共有する家族でもあって。唯一無二の大切な存在です。

夫婦って、いろんなことをこうやって二人三脚で乗り越えながら、

一緒に年を取っていくものなのだと思います。

夫と家族になって1年半。

もっと自分の心の靄に敏感になって、大切な家族を守っていきたいな。

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